きちんとした日本語を書きたい人におすすめの本。

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)

著者: 唐木 元
出版日: 2015-08-07
出版社/メーカー: インプレス
カテゴリ: Book

良かったところ

小手先のアクセスアップ術ではなく、文章力を付けるのに適したノウハウ本になっている。
どうやって読者の完読率を上げるかに重きをおいており、「読みやすい日本語」がどういうものかをテクニカルに紐解く。
論理的にどのような文章が良いか、良い文章を書くにはどんな手順を踏めばよいかが具体的に書かれていて、読んだ瞬間から実行に移せるのが良い。

途中「ナタリーとして」「個人的には」といった都合や主観が入ることが無いとは言わないが稀だ。かなり汎用的な文章能力が身につくと思う。
基本的には2ページ見開きで1トピックなので読みやすい。
人気の本なのも頷ける。

良くなかったところ

「通」には通じるのかもしれないが、いくら日本語として正しくても一般人には馴染みのない係り受けが紹介されていた。
(私の日本語能力は優れているとは言わないまでも平均よりは上だと思っている。つまり私が知らない用法は日本人の過半数が理解できないと仮定する。世代の差もあるかもしれない。)
専門性を高めていくとこのように一般には通じない言葉が当たり前になっていく。このあたりは読者ターゲットを想定して使い分ける必要があるだろう。

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